banner

持ち歩き時の注意点

包丁持ち歩き時の注意点

包丁を持ち歩く場合というのは、日常生活のなかではそれほど多くは無いかもしれませんが、例えば店舗で購入してから自宅に戻るときや、刃を傷めて店舗やメーカーに研ぎに出す場合などというのは、誰にでもあるものでしょう。しかし昨今の凶悪犯罪の増加などに鑑み、銃刀法(銃砲刀剣類所持等取締法)等が平成21年1月に改正され、包丁やカッター、場合によっては鋏など家庭内でも一般的に使われているものを含む刃物に関しても取り締まりが非常に厳しくなりました。ダガーナイフやサバイバルナイフなど(峰側にも刃がついた諸刃の刃物)は持ち歩いていなくても、自宅に所持していることすら法律違反となりました。まず、正当な理由なく包丁やナイフを所持・携帯(持ち歩き)することは固く禁じられています。違反した場合は一年以上の懲役または三万円以上の罰金に処せられることになっています。正当な理由とは、「常識で理解できる正しい理由」であり、まさに前述のような包丁の購入時や修理のための持ち込み、またはアウトドアでのキャンプや釣りなど、自宅以外で調理をする場合などです。包丁を手にしていることで周囲の人々が脅威を感じた場合、その時点で銃刀法や軽犯罪法の違反に問われる可能性がとても高くなります。また、思いもよらない理由や偶発的な事故等で、包丁を持ち歩きしている本人も危険な状態に陥ることがないとは言い切れません。そんな理由から、まず包丁持ち歩き時には専用の安全なケースに入れるとか、新聞紙やタオル、さらしなどで刃の部分をきっちり巻いて、カバンのなかにしまう(すぐに取り出して使えるような剥き身の状態でないようにする)など、丁寧な梱包処置が必要になります。実際に路上などで警察官に職務質問された場合にもその状況を見せ、持ち歩きの理由を説明できれば問題ないとされています。街中で包丁を手に持って歩くなど、明らかに周囲の人々がそのふるまいを脅威に感じるようなことが無い限りは逮捕されたり刃物を没収されたりすることはありません。しかし必要最低限な場合を除き、包丁を戸外で持ち歩く(梱包してあったとしても)ことは極力避けましょう。また、一般的に包丁を所持し、調理などに使用することに関しては特別な許可は必要ありませんが、常識的な使用を心がけ、法律を遵守し、他者からの脅威となったり、あらぬ誤解や疑いを招くような危険な取り扱いやふるまいは避けるよう、正しい知識と節度ある使用方法を心がけましょう。

Copyright(c) 2015 包丁を材質別に見比べてみよう All Rights Reserved.